太陽との向き合い方が、ある冬の日に変わりました。

太陽を避けて生きていた20年
実は、
10代から30代後半まで
太陽を避けるように生きていました。
原因は、幼少期のある出来事です。
忘れられない、あの日のひどい日焼け
小さい頃、海に行った際に
ひどい日焼けを負いました。
海に入っていれば焼けないだろう、
紫外線なんて知識もないくらい幼かった頃の話です。
ずっと陽に浴びていて、背中が暑かった。
服に着替えると、痛い。
なんだか背中がずっと熱い。
どうしてこんなに焼けてしまったのか分からず、
とにかく痛くて、痛くて。
お風呂にも入れず、
ただただ眠れなかった記憶だけが残っています。
正直、今だったら
病院レベルのやけどだったと思います。
太陽は「怖いもの」になった
幼少期のひどい日焼け体験が、太陽への恐怖として長く残っていました。
親たちから
「日焼けに気をつけなさい」とか
「日焼け止めを塗りなさい」と言われた記憶は、ほとんどありません。
思い返せば返すほど、
あの時の痛みが蘇り、
太陽はとにかく恐ろしい存在になっていました。
そこからは
日傘、日焼け止め。
海でも半袖を着ていたと思います。
夏でも白い肌。
高校生になって
「少しずつ焼ければ火傷にはならない」と知っても、
ジリジリと肌に刺さる日差しが、どうしても怖かった。
冬の太陽に、手を伸ばした日
そんなわたしが変わったのは、3年前。
皮膚病がひどくなり、
痒みが落ち着かず、炎症はどんどん広がって
どうにもならず途方に暮れていました。
確か、冬だったと思います。
ふと、冬の太陽を眺めていたら
手を出してみたくなりました。
ベランダで育てていた野菜たちが、
冬の太陽でもすくすく育っていて、
とても気持ちよさそうだったのです。
もしかしたら、
このボロボロの肌が治るかもしれない。
太陽が助けてくれるかもしれない。
そう思いました。

太陽を避けるのを、やめてから
そこから毎日、
ひどい炎症の部分を少しずつ陽に当てました。
肌の変化以上に、
とにかく気分が良かった。
夜、よく眠れるようになった気がします。
それから今まで、
太陽を避けることはなくなりました。
今では
太陽のせいで肌が荒れることはなく、
日焼け止めも使わず、
最低限の火除け対策で十分になりました。
子どもたちにも
とても気を遣ってきましたが、
考え方を変えたら
いろんなことが随分と楽になりました。
対策にかけたお金と、時間…。
あぁ、昔の自分。
子どものために、本当にお疲れ様。
最速で試して、最速で失敗する
わたしの良いところは、
「すぐ試すこと」だと思っています。
20年近く信じてきたことでも、
「もしかしたら?」と思えたら
太陽に、肌を差し出しました。
失敗しても
最小限で済む程度に、すぐやる。
無駄になったお金も、たくさんあります。
でも、人生は短い。
最速で試して、
最速で失敗する。
それを繰り返す。
これは、
わたしが信じている人の言葉です。
お天気の良い日に思い出すこと
晴れた日になると、思い出します。

あの日、
自分の概念をひとつ
ひっくり返せたこと。
あれは、
とてもラッキーな出来事だったなぁ、と。


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